クラウン、ブリッジとは? | 一般的にクラウンはかぶせものや差し歯のことを言います。 単独(一本)でかぶせる場合、 連結でかぶせる場合もあります。 欠損歯(抜けている歯)があった場合、 前後の歯を削り橋を渡すように連結させた補綴物を作る場合があります(これをブリッジと呼びます) セラミックブリッジ |
●クラウンの材質 |
保険適応のものと自費対応のものがあります。 現在は保険適応でできる白い歯も増えています。 口腔内の条件や歯の種類(前歯・小臼歯・大臼歯)により保険適応範囲は変わっています。 クラウンの主な材質: (保険適用内) 12%金パラジウム合金→保険可 純チタンクラウン(2020より保険適応可能)→単冠のみ保険可 ブリッジ最前部の場合第一小臼歯にレジン前装冠が可能、 CADCAMハイブリッドセラミックス冠→前歯部小臼歯部単冠が保険可、前歯部、7番がある場合の第一大臼歯が可能(2023年12月現在 PEEK素材のクラウンが大臼歯部全種類で保険適応になりました(2023年12月〜) ※色調は1色のみ (自費対応): メタルセラミック(メタルボンドクラウン)、 ジルコニアクラウン ☆ジルコニアクラウンは汚れが付きにくく丈夫な材質で、形態や色調もきれいにできます。 セラミッククラウン:ガラス系の素材で作製します。エナメル質に近い硬度です |
●ブリッジとは? | ・ブリッジは歯の欠損部の治療方法の一つです 隣接しているしっかりした歯があることが条件です (隣接している歯があっても、歯周炎が重度の場合は適さない場合があります) 一般的には切削→型どり→補綴物ブリッジの作製→口腔内セットの手順で作ります。 治療回数は複数回かかります。 極力最小限の切削量でブリッジを作成する ダイレクトブリッジがあります。 最近の材料の進歩で可能になった治療法です。 歯科医師が、 築盛できる硬質レジン+ファイバーで少ない切削量でブリッジを作成します。 ダミー部分をあらかじめ型どりして作成する場合もあります。 少ない切削量で一日で治療ができます。チェアタイムはやや長めにかかります。(60〜120分) 同じ欠損部位でもインプラント、義歯が選択される場合もあります。 インプラントを埋入してから被せものを作る場合 インプラントのメリット:隣在歯を削る必要がない 原則的にインプラントを埋入してから安定を待つのですぐに最終的な被せものは入らないと言われていますがインプラントの種類によっては1日〜2週間で仮歯までできるものもあります。※症例による)詳しくは→インプラント 義歯を作製する場合 義歯のメリット:隣在歯を削らない(ただしレストシートを削る場合もあります) インプラント待機中に義歯を作る場合もあります。 詳しくは→義歯 症例やご希望により、最適な治療方法を提案します。 |
●メンテナンス | かぶせた後も、 咬合や清掃状態などを定期的に観察していくことで、長持ちし健康な状態に保つことができます。 メンテナンスは健康で快適な生活にとってとても重要です。 |
更新:2023/12/13 |